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新城駅前に誕生、『屋台のある本屋 新城劇場』 で生まれゆく可能性の目撃者になる!

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3月14日火曜日、武蔵新城駅は北口に何やら不思議すぎる動きが…。と、多くの通行人が思わず足を止めたのが 『屋台のある本屋 新城劇場』 です。ネーミングからして多くの謎を残さずにいられません。屋台がある本屋?本屋なの?劇場ってなに!?

 

こんなことが生まれるのも、このまちである必然性とひとの想いから。

この不思議プロジェクトのカギを握る人物は新潟で “劇場のような本屋、本屋のような劇場” ツルハシブックスを立ち上げた西田 卓司さん、そのツルハシブックスで出逢い、西田さんと想いを同じくする大学生の井上 有紀さん、そして今や武蔵新城の 「面白いこと」 の裏にこの人ありと言われる石井 秀和さん。

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左から西田卓司さん、石井秀和さん、井上有紀さん

けれど決して中心人物3人だけの企画ではなく、彼らの周りに集うさまざまなバックボーンを持ったユニーク・タレントたちがこの日も大勢詰めかけたのです。それが、名実ともに劇場と呼ぶゆえんなのでした。

物語の序章で西田さんと石井さんが考えていたこうした 「本屋」 の構想に、駅前にスペースを構えていたジェクト株式会社でも “本を媒介にした交流の生まれるサロン” 、いわゆる図書館の構想を持っていたことで計画にジョインすることになりました。そこで場所を確定し、ジェクトが運営する 「中原工房」 もフルサポートのうえ参画することとなったのです。もっとも大切なコンセプトや運営のスタイル、関わる “劇団員” たるさまざまなひとへの波及などは西田さん、石井さん、井上さんの大きなパワーが働きました。

『屋台のある本屋 新城劇場』 は、こうして少しずつ想いが伝播し物語として動き始めていきます。

まず最初のアクションは、中原工房で屋台型本棚をみんなでDIYすること!工房長の小水内 公彦さんに教えてもらい、ほとんどの参加者はDIY初挑戦にも関わらず少しずつ作業が進みます。

 

中原工房で見知らぬ同士でDIY!ものづくりをとおして生まれる交流も

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完成形は見事に 「屋台」 型本棚!移動が可能なので多目的に活用できそうです。

そして、看板製作もイラストの得意な斉藤 恵さんがリードして進みます。西田さんや井上さんの想いを反映するよう、ぬくもりのある独創的な唯一無二の看板が完成しました。

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何が生まれるのか?はひとの想いと行動と、場がつくる一期一会の産物

「また新城で何か面白いことが起きるらしい!」、「少し時間があるからお手伝いしようかな…」 など、一期一会の機会にその都度さまざまなひとたちの協力が結集していきます。

そして迎えた14日、16時からゆるやかに始まった 『はじまりの会』 は、時間と共に少しずつ少しずつひとが増えていきおよそ30名ほどの方々が 『新城劇場』 に集いました。

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この書店にどんな価値が生まれそうか、どんなひとたちに来店してほしいか、活発な意見発信がされていきます

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劇場という舞台を活かして起こせる可能性のこと、劇場というライブ空間に生まれるであろうシナリオのない人間ドラマ、小商いの芽、そうしたことが世代や職業を問わずいきいきと語られる場を参加者みんなで共有しました。

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フードはみんなで武蔵新城のまちに繰り出し、買い出しをしてきたもの

参加者の多くは “武蔵新城歴” で言えばビギナーといった関わりですが、このプロジェクトを契機に個性を持ったアクティブなまち武蔵新城への興味関心が増したとの声が聴かれました。

 

中心人物の一人、石井さんいわく 「社会実験」 としてこのまちで生まれる “可能性を秘めた原石” がどのように成長していくのかを、ライブ体験としてウォッチしていくことができそうです。

 

 

気になる本屋としての運営スタイルは、運営者は会員制で会費を支払い屋台の販売権を得るというユニークなもの。西田さんがテーマをもってセレクトした本と、屋台で自分がトライしたいこと(創作物の販売をはじめ有形無形の価値の提供など)を販売します。屋台を運営するひとや、日によって異なる屋台の個性など、興味のフックはそれぞれ。ふらりと誰でも立ち寄ることができます。

詳しい情報や出店希望はこちらへお問い合わせください。

【お問い合わせ】

shinjo.theatre@gmail.com

なお、この記事で使用した画像の一部は、同じく劇団員となった有志の参加者・加賀谷 真希さんのご提供によります。

『屋台のある本屋 新城劇場』 は4月1日(土)をオープン予定とし、随時情報をお知らせしていきます。

 

住所:川崎市中原区上新城2丁目9−1

Facebookページ: 「屋台のある本屋 新城劇場

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